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#仕事・キャリア#スキンシップ・性#コミュニケーション#親密さ

5. 愛情の地図

B-1:愛情地図とは?〜相手の世界を知りつづけること〜

愛情地図とは?

夫婦関係を深めるために欠かせないのが、**愛情地図(Love Map)**の存在です。これはジョン・ゴットマン博士が提唱した、パートナーの内面世界についての”心の地図”のことを指します。

たとえば、以下のような問いに答えられるでしょうか?

・最近、パートナーがストレスを感じていることは?

・今、関心を持っている趣味や取り組みは?

・人生で大切にしている価値観は?

こうした情報を”知っている”状態が、愛情地図が育っている状態です。

1. 愛情地図がある夫婦・ない夫婦のちがい

ゴットマン博士の研究によると、愛情地図がしっかり築かれている夫婦は、困難やストレスへの耐性が高く、長期的に安定した関係を維持しやすいとされています。

たとえば――

「最近ちょっと疲れているみたいだから、今日は静かに過ごせるようにしよう」

「いま頑張っていること、そっと応援したいな」

一方で、愛情地図が更新されないまま時が過ぎると、「わかってくれていない」「なんだかズレてきた」といったすれ違いが増え、関係の距離感にもつながってしまいます。

2. “知っているつもり”に注意

愛情地図は**「一度作ったら完成」ではありません**。人は時間とともに価値観も興味も、悩みも変化していくもの。だからこそ、“アップデートし続ける”姿勢が大切です。

結婚当初と子育て中、リタイア後とでは、パートナーの考えていることや優先順位が違っていて当然です。

会話の中で「へえ、そんなふうに感じてたんだ」と思える瞬間があれば、それは愛情地図の更新のチャンスです。

3. 地図を広げるには、“日常の対話”がカギ

愛情地図は、特別なイベントや深い話でなくても、日常のささやかなやりとりの中で自然と育まれていきます。

・「今日はどうだった?」と聞く

・「それ、嬉しかったね」と共感を返す

・「最近ちょっと忙しそうだね、大丈夫?」と気づきを言葉にする

このような対話の積み重ねが、地図を鮮明にし、相手の”今”を理解する土台になります。

4. “私は誰?“と問い直す時間を持つ

ゴットマン博士は「愛情地図を深めるには、自分自身を語ることも大切」と述べています。

たとえば――

・自分の努力してきたこと

・これまでに傷ついた経験や、癒された出来事

・日常でよく感じる感情や反応のパターン

こうした内面を共有することは、ただ”知る”だけでなく、相手との間に信頼と共感の通路をつくってくれます。

5. 愛情地図は「関係の地盤」

愛情地図は、夫婦関係の”地盤”のようなもの

どれだけ仲が良くても、地盤がもろいと、小さな揺れで大きく崩れてしまいます。

でも、日々の対話を通じて地図を広げ、更新していくことで、ふたりの絆はしなやかに強くなっていきます。

まずは、あなた自身の「私は誰?」から始めてみてください。 そして、それをパートナーに語る時間を、そっとつくってみてください。

それはきっと、2人のあいだに新しい「理解の道」をつくってくれるはずです。

更新日: 2026年1月10日

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